とにかく思い切ってやってみようじゃないか。間違ったらまた変えるのだ

これは、ソニー創業者のひとり、盛田 昭夫(もりた あきお)氏の言葉である。

以前、「PDCAサイクル」の記事で、Plan(計画)の前に「まずは実行(Do)してみる!」という考え方の重要性を書いた。

現状を維持することは、容易に思えてきわめて難しいことです。しかし、だからといってチャレンジする心を忘れてしまっては、発展は見込めません。

確かに、新たなことに挑戦することは、簡単なことではなく、多くのリスクが伴います。そのため、リスクばかりを追い、せっかくの構想をフェードアウトさせてしまったことはないか・・。

なにより恐れるべきは失敗ではなく、可能性を逃してしまうことである。

挑戦がなければ、大きな発展も見込めない。そして失敗もまた、新たな挑戦を生みだす重要な糧となる。

「やってダメなら引く」というネガティブな姿勢ではなく、「形を変えて再挑戦しよう!」というポジティブさは、見習うべきではないかと思う。

必ずしも、大きなチャレンジである必要はない・・。昨日よりも今日、前期より今期、前年度より今年・・。自分自身が少し成長したと実感できることが重要である。

自分の胸の内に密かに描く新たな挑戦があるのなら、実現に向けて一歩踏み出してみる勇気を、まずは持ってみませんか。