讃岐三白
江戸時代の香川県は、塩・砂糖・木綿が特産で「讃岐三白(さぬき さんぱく)」と呼ばれていた。
前回紹介した「かめびし屋」の近くにある、三谷製糖。 写真は、駐車場にある「砂糖締車(さとうしめぐるま)」である。
砂糖の原料というとサトウキビ。沖縄や鹿児島が原産とばかり思っていたが、ここ香川でも栽培されている。香川で砂糖作りが盛んになったのは、高松藩主、松平 頼恭(まつだいら よりたか、1711年-1771年)が平賀 源内(ひらが げんない、1728年-1780年)に命じて砂糖づくりを研究させたのが始まりといわれている。
こちらで、讃岐の高級和菓子「和三盆(わさんぼん)」をいただいた。 甘みを抑えた、上品な味である。