ライフログ

ライフログとは、人の行動(Life)をデジタルデータとして記録(Log)に残すことであり、これを分析することによって、消費者の本音「インサイト」を探り出しマーケティングに活用することが可能となる。

ライフログを使用すると広告を含む情報提供を自動化することが可能となり、マーケティングの自動化も可能になると云われている。

このライフログをビジネスで活用している企業がある。それは、検索エンジンで有名な『Google』である。

流行語にもなった「ググる」や英語では、すでに「インターネットで検索する」ことを意味する動詞として使われてGoogleである。

Googleは個人のあらゆる情報を集めることにより、広告の精度を極限にまで上げることをやっている。ライフログを収集・分析しビジネスに役立てようというのが「ライフログ・ビジネス」である。

膨大な情報を収集・分析するためには、巨大なサーバやストレージが必要となり、ライフログ・ビジネスは限られた業者だけのものと思われていた。

しかし、昨今のクラウドCloud)の登場により、他の企業もプラットフォームを利用することができるようになった。ライフログ・ビジネスに活用できる情報機器も、パソコンや携帯電話以外にもいろいろ考えられる。

例えば、テレビのリモコン・・。どの時間帯にどんなボタンを押しているのかということを分析することもできる。

Google的発想で、新しいビジネスモデルができ、ライフログ・ビジネスは、数年先には大きな市場を形成しているように思う。