人に作業を指示するときに気をつけること!

今日は、私が日頃気を付けていることについて書こうと思います。

みなさんは、人にものを頼む(作業を指示する)とき、どのようなことを心掛
けていますか?

私は、人に作業の指示をするときに「何の目的で、それをやるのか」について
できるだけ説明することにしています。「あれやって、これやって」と作業だ
けを指示する方が簡単ですが、目的や意味をきちんと伝えないと方向がずれた
り、品質の悪いアウトプットが出てきたりします。
(いわゆる「ロス」が発生します。)

忙しくて面倒だと思っても、きちんと全体像を説明して指示した方が結果的に
効率が良いと言えます。それに、なによりも「やる側のモチベーション」も違
うと思っています。

私は、長年ソフトウェアを開発する部門にいましたから、仕様説明をプログラ
マに対して行う場合、できるだけ背景やそのプログラムを使う場面を説明する
ようにしています。

また、説明の後プログラマに対し、自分の言ったことの理解度をチェックする
意味で話した内容を説明してもらうようにもしていました。
この様なことをすることにより、SEとプログラマとのコミュニケーション・
ギャップを最小化することができます。