会社を成長させる25%の法則

これは、ある会社の社長が講演会で述べたことである。

会社が成長するための「25%の法則」というものがあります。五年間の中で、まず働いている社員の25%が変わっているか。
次にお客様の25%が新規で獲得できているか、そして最後に取扱商品の25%が新しい商品になっているかという三項目です。
この内、1項目も該当しない企業は業績が下がっています。
それはなぜかというと、お客様が変わっているのに、それに合わせて商品や組織、仕事のやり方が変わっていないからです。”わが社の都合”にだけ合わせているのですから、業績が下がるのは当然です。

25%という数字が妥当かどうかは解らないが、本当に考えさせられることである。また、社員を大量に異動させても業務に支障がでないように日頃から標準化を図り、属人化を排除しているとも言っている。

私も三年程前に九州に転勤し、今は四国にいる。どちらも地方支店で、支店の社員もほとんど異動した経験がない。この様な場所では、仕事の手法・お客様に対する取り組み方 等に、特別に疑問も持たない傾向が強く、また変化を好まない風土があり「組織の硬直化」が始まっているといえる。

お客様の環境が変わっていることに気付かず、相変わらず旧態以前のやり方をやろうとする。また、業績が下がったことを政治や景気のせいにもする・・。

どこかの大統領のように「チェンジ!」を声高々に唱えてみても、中々変わらない・・。場所のトップでいる以上、社員の心を一つにし、何事にもチャレンジする風土作りが大切である。

理屈では理解できるが、現実は・・。 頑張らねば!!